タケウマ・フォト五七五

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2009年 10月 31日

おもひではおもひでのまま花芒

●「Bittersweet Samba」
Herb Alpert & The Tijuana Brass

 ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラスのというよりは、オールナイトニッポンのテーマ曲といったほうがわかりやすいこの楽曲、多くの若者が真夜中に聴いたことでしょう。
 睡眠をしっかりとらないと翌日が辛くなる今にして思えば、何ゆえ夜中まで睡魔と闘いながらラジオにかじりついていたのかよくわかりませんが、体力の問題だけではなく、(それが有為かどうかはともかくとして)何かに熱中したくなる時期というものがあるのかもしれません。
 たいてい何かのついで(まあ試験勉強のふりしてマンガを読んでいたとかですが……)にラジオを聴いていたボクですが、ラジオから発せられるDJの声に、昼間の世界を動かしている人が休んでいるのをいいことに、この深夜の時間だけ世界を乗っ取ったような変な共犯意識を感じていたのかもしれません。まあ、結局マンガを読んでいるだけじゃ、世界を支配することはおろか、翌日の試験もままならないものなのですけどね(苦笑)。
 『Whipped Cream & Other Delights』(1965年)収載

■芒(すすき)、薄、尾花、花芒、鬼芒、芒原

 昨日、仕事がらみで箱根に行ってきました。仙石原の芒はいまが見頃なので、一発で全景がわかる風景写真に挑戦と企んでいたのですが、現地に着いたら、あまりにも広大すぎてなにをどう撮っていいのかわからず……(苦笑)。記念写真のついでに撮らせていただいた日傘のお嬢さんに感謝です。

# by takeuma777 | 2009-10-31 18:00 | 秋・植物 | Comments(0)

semスキン用のアイコン01The Tracks of My Tearssemスキン用のアイコン02

  

2009年 10月 28日

露けさや指輪の痕の白きこと

●「The Tracks of My Tears」
  Smokey Robinson & the Miracles

 秋に聴きたくなる歌がいくつかあります。自分の中で、なにがこの季節とリンクしているのかはわからないけれど、このモータウンが残した名曲もその一つです。

   So take a good look at my face
   You'll see my smile looks out of place
   Just look closer, it's easy to trace
   The tracks of my tears
   I need you, need you

 たくさんのアーティストのカバーがあるけれど、ボク的には、Go Westのがいちばん好きかな。

 『Going to a Go-Go』(1965年)収載


■露(つゆ)、白露、朝露、夜露、露の玉、露けし、露時雨

 よいお天気が続いていますね。朝、散歩をすると、やわらかな陽光を浴びて、道端の花や草がきらきら輝いています。空気も澄んで、いい季節なんだなあとあらためて実感。ぼんやりできる時間があると、もっといいんだけれど(苦笑)。

# by takeuma777 | 2009-10-28 18:00 | 秋・天文 | Comments(0)

semスキン用のアイコン01WHEREVER YOU AREsemスキン用のアイコン02

  

2009年 09月 24日

空高く手紙に水の色の文字

●「WHEREVER YOU ARE」 DREAMS COME TRUE

 リリース当時、バックヴォーカルにアース・ウィンド・アンド・ファイアーのモーリス・ホワイトが参加したことを知って、「オオッ」と唸った1曲でした。売れているグループは違うなあと思いながらも、モーリスへのリスペクトにあふれた歌詞とメロディにニヤリとしたことを覚えています。

  Just because your life is troubled sometimes
  Doesn't mean that you can't
  Keep your Head to the Sky

 そう、「Keep Your Head to the Sky」はアースの初期のヒット曲。ほかにも、ソウルの名曲から取ってきたような歌詞が満載ですが、ソウルミュージックへのオマージュとして必然だったんでしょうね。モーリスも実に楽しそうに歌っていますしね。
『WHEREVER YOU ARE』(1994年)シングルとしてリリース。

■秋高し(あきたかし) 天高し 空高し

 気がつくと、空ばかり見上げている連休でした。いや~、秋の空は美しいのねとあらためて実感。夏の空の豪快な青も捨てがたいけれど、芸が細かい秋の空にやられまくっています。気がつくと、空の写真ばかり撮っていて、ど~すんのよこれ?状態です(苦笑)。

# by takeuma777 | 2009-09-24 18:00 | 秋・天文 | Comments(4)

semスキン用のアイコン01Don't let your teardrops rust your shining heartsemスキン用のアイコン02

  

2009年 09月 09日

秋水のかけらこぼすや白き鳥

●「Don't let your teardrops rust your shining heart」 Everything But the Girl

 大学時代の後半、ボクは友だち二人と借りた一軒家での共同生活を解消して、再び一人暮らしを始めました。同居人の一人が卒業することになり、残る二人では家賃を払いきれないというのが大きな理由でしたが、卒業を一年後に控えて、ボクも彼もそろそろ一人で自分のこれからを考えはじめなければと思っていたのでしょう。仲間のたまり場となり、人とコーヒーと安ウイスキーの絶えることのなかった一軒家での生活は、それはそれで楽しかったけれど、いつまでもそんな生活を続けるわけにはいかないことは、ボクも彼も知っていたのです。
 新しく借りた六畳一間の下宿で、最初にターンテーブルに乗せたのがエヴリシング・バット・ザ・ガールのレコードでした。なぜ、エヴリシング・バット・ザ・ガールだったのかはもうすっかり忘れてしまったけれど、ストリングスで彩られたゴージャスな曲が続く彼らの3枚目のアルバムの中で、ギターとピアノのみの伴奏で歌われるこの曲こそが自分にふさわしいような気がしたことだけは、今でも覚えています。
『Baby the Stars Shine Bright』(1986年)収載。

■秋の水(あきのみづ) 秋水 水の秋

 牛久沼周辺の田んぼも稲刈りが始まったようです。
 美しい季節が過ぎていきます。

# by takeuma777 | 2009-09-09 18:00 | 秋・地理 | Comments(0)

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2009年 09月 08日

秋没日猫には猫の道ありき



●「CAT WALK」 チャットモンチー

 アップするにあたって、動画サイトで確認しようと検索かけてみたら、オリジナルのPVは見つからなかったものの、コピーバージョンがたくさんアップされていてビックリしました。うん、若者が演ってみたくなるバンドなんだなあ♪

  ねぇねぇそこの子猫ちゃん
  ひとりどこまで行くの チラリこちらをふり返り
  知らんふりして歩いて行った

  私が泣こうがわめこうが お構いなしにテクテクと
  私が泣こうがわめこうが お構いなしにテクテクと

『告白』(2009年)収載。

■秋の日(あきのひ) 秋日 秋日影 秋入日

 日没が早くなりましたね。ついこの間まで、7時くらいまでは明るかったような気がするのですが、今は真っ暗ですものね。日が暮れると、なぜか家に帰らなきゃいけないような気になりませんか? あ、仕事から逃避したいだけかも……(苦笑)。

# by takeuma777 | 2009-09-08 18:00 | 秋・天文 | Comments(0)

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2009年 09月 06日

運動会騎馬の一騎はすぐ人に

●「UTAO-UTAO」  V6

 娘の運動会を見てきました。ボクの子どもの頃の運動会では、「天国と地獄」とか「剣の舞」とか軽快なクラシックがバックミュージックの定番でしたが、今はそんなことないみたいですね。よくわからないヒットソング(?)ばかり聴かされました……(苦笑)。

  交差点で 屋上で 人影も疎らな公園で
  立ち尽くしてたんだ 流れる雲指でなぞって
  群れ為すカタツムリ その螺旋の渦に物語
  払いのけて「君のココロ 揺さぶるカンジョウ」
  いつの間にか 変わりゆく街並み
  どうして僕ら 風に吹かれてんだろう
  手を取って UTAO-UTAO

 でも、この曲は知っています。TBSのドラマ「タイガー&ドラゴン」の主題歌だったから。でも、4年も前の曲ですね。若手の先生の趣味かしら? 『UTAO-UTAO』(2005年)シングルリリース

■運動会(うんどうくわい)

 昔は、10月の体育の日近辺に開催されることが多かったと思うのですが、娘の中学校は2学期になってすぐでした。あっという間に準備してさっさと終わらせたような感じです。しかも、今年は、仮装コンテストもフォークダンスもなし。もっと情緒があってもいいんじゃないかな~

# by takeuma777 | 2009-09-06 18:00 | 秋・生活 | Comments(0)

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2009年 09月 04日

愛しきもの愛しき九月の風のなか

(はしきものはしきくがつのかぜのなか)

●「美しい人よ」  大貫妙子

  雲が流れる高い空  どこか遠くを歩きたい
  なくしてた心を求め  幸せを歌いたい

 JR東日本「その先の日本へ」キャンペーンのCMソングでしたね。この哀愁を帯びたメロディに、遠い記憶をお持ちの方もいるのでは? そう、チャップリンの「街の灯」のテーマなのですね。映画でのクレジットでは、音楽もチャップリン自身によるもとのとされていますが、もともとはラケル・メレが歌ったホセ・パディリャの作品を、チャップリンが気に入って、映画に使ったというのが本当のところのようです。ということで、この曲のクレジットは、「作詞:LOPEZ EDUARDD MONTESINOS、日本語詞:大貫妙子、作曲:SENCHEZ JOSE PADILLA」となっています。
 まあ、そんなことはともかく、どこか知らない場所が自分を待っていてくれるような、そんな気になる曲なんです。ああ、秋の風に吹かれながら旅に出たいなあ(笑)。 
 『Tchou(チャオ!) 』(1995年)収載

■九月(くぐわつ)

 9月なのに、なぜかタンポポが絮をたくわえていました。今年の不安定な気候ゆえのことなのでしょうか。秋風はうれしいけれど、なんとなく夏を体感しないまま秋になったのは、ちと不満です。まあ、いまさら暑くなられても困るけど(苦笑)。


# by takeuma777 | 2009-09-04 18:00 | 秋・時候 | Comments(2)

semスキン用のアイコン01On Golden Pond semスキン用のアイコン02

  

2009年 08月 22日

オーボエや水面撫でゆく秋の風




























●「On Golden Pond (Theme From ' On Golden Pond')」  Dave Grusin

 先週、久しぶりに牛久沼に行きました。穏やかな風の吹く夕方の湖畔を歩いていたら、ヘンリー・フォンダの遺作となった「黄昏」を思い出しました。ヘンリーとキャサリン・ヘプバーンにオスカーをもたらしたこの映画は、老いた父と娘の確執と和解をテーマとした佳作で、不仲だった娘のジェーン・フォンダが娘役を務めたことでも話題でしたが、公開時高校生だったボクは、そんなテーマよりもなによりも、映画の舞台となったニューイングランドの静かな湖畔の美しい風景にただただうっとりして、仕事もしていないくせにいつかリタイヤしたら、湖の畔で暮そうなんて思ったりしていたのでした。まあ、今のボクにはたまに訪れる牛久沼で十分なのかもしれませんが……(苦笑)。 
『CineMagic』(1987年)収載

■八月(はちぐわつ)

 明日から8月も最終週ですね。ああ、なんか仕事ばっかりの夏だったなあ(苦笑)。遊ばないから楽しい句ができないんじゃないかと思ったりもして。とはいえ、今年の後半戦も片付けなきゃいけないことが山積み。でも、大丈夫です。かなり面白そうなことができそうなので。



# by takeuma777 | 2009-08-22 18:00 | 秋・時候 | Comments(4)

semスキン用のアイコン01Tell Her You Saw Mesemスキン用のアイコン02

  

2009年 08月 03日

炎昼の骨さらさらと骨壷へ
喉仏震はすものなし蝉時雨
頭蓋骨納めて八月始まりぬ

●「Tell Her You Saw Me」  Pat Metheny

 従兄弟が死にました。ボクの父の姉の長男であった彼は20歳近く年上で、従兄弟というよりは面倒見のよいおじさんのような存在でした。東京タワーに初めて連れて行ってくれたのは彼でした。小学校の頃擦り切れるほど聴いて最後は本当にテープが切れてしまったビートルズの赤盤・青盤のカセットテープは、彼がダビングしてくれたもの。そう、オールナイトニッポンを聴こうとすると決まって北朝鮮の放送が入ってくる目覚まし付きラジオも彼の部屋から奪ったものでした。写真、8ミリ、音楽、短歌などなど多くの趣味を持つ彼は、親の教えてくれない新しい世界の入り口を、小学生だったボクに見せてくれたのです。
 ボクが中学校でサッカーとギターに夢中になっている頃、彼は心の病にかかりました。結婚していた妻や息子と離れ、入退院を繰り返し、仕事も辞めざるをえなくなります。そして、長い長い病院生活の後、彼は白い骨となったのです。
 祭壇に飾られていた遺影は、ボクが知っている昔の彼でした。かつての幸せな時代を思い出させてくれる写真に、ボクはパット・メセニーの作ったレクイエムを贈りたいと思います。標題曲は、パットの失恋の喪失感を曲にしたものと言われていますが、ボクにはそれ以上の空虚を感じてしまうので。
 『Secret Story』(1991年)収載

■炎昼(えんちう) 夏の昼

 とにかく暑い一日でした。何度の炎で焼くのか知りませんが、骨だけは残るのですね。何度も見た光景のはずなのに、いつも骨の白さに眩暈を覚えます。

# by takeuma777 | 2009-08-03 18:00 | 夏・時候 | Comments(8)

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2009年 06月 14日

ふんはりと夕日こぼして天瓜粉



●「Mother Nature's Son」  The Beatles

 なんだか、ビートルズが続いていますね(苦笑)。ホワイトアルバム収録のポール作の小品ですが、こんな佳曲があるから、どうしても取り上げることが多くなってしまうんですよね。

  Sit beside a mountain stream--see her waters rise
  Listen to the pretty sound of music as she flies.
  Find me in my field of grass--Mother Nature's son
  Swaying daises sing a lazy song beneath the sun.
  Mother Nature's son.

『The Beatles』(1968年)収載

■天瓜粉(てんくわふん) 天花粉、汗しらず

 元句は、「ほわほわでふわふわのアレ天瓜粉」でした。あの「パタパタ」はたく物の名前を知りたいなあと思って詠んだのですが、「アレ」と言われてもねえと思い直し、推敲(?)しました。
いまだに、アレの名前は分からないままです。なんて言うんでしょうね?

# by takeuma777 | 2009-06-14 18:00 | 夏・生活 | Comments(4)

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